昔のこと()よく覚えていないが、あのころは楽しいことばかりでなく、つらいことも多かったような気がする。
我々は、ともすると目先のことにとらわれて、全体的な様相を見逃す()がある。
日本語を勉強する時間が長くなるについて、日本のことに()興味を持つようになりました。
外国語を学ぶときは、まずたくさん聞いてみることだ。最初はわかろうと()気にすることはない。そのうち、体で覚えてくるものだ。
社長と()、社員の個人のプライバシーを侵すことはできない。
社長を神や仏のように()する社員たち。
不況が続く中、どの会社も生き残るために必死である。しかし、社員()会社なのだから、社員に負担をかけるようなことは、できるだけ避けなければならない。
このアンケートに協力するかしないかは自由で、()はしないということにしたい。
新聞の調査()今ごろの若者の仕事に対する考え方がだいたい分かりました。
彼の()新入社員にそんな重大な任務を任せるわけにはいかない。
あのレストランは()、従業員の実に対する態度が丁寧で申し分ない。
半導体に対する需要は、ここ数年、以前()もまして高まっている。
給料の2割増()条件に、その仕事を引き受けることにした。
転勤でブラジルに行くことになった。外国に住む()と、張り切ってポルトガル語を勉強し始めた。だが、その言葉の環境のないところで外国語を学ぶのは難しい。
社員()の会社であるはずが、この会社は社員の待遇を一向に改善しようとしない。
確かに計画が失敗した責任は彼にある。だからといって、人の悪口を、その人のいないところで()。人のことを悪く言えば、必ずその言葉は自分に返ってくるからである。
行かないと()、後々後悔することになるかもしれないよ。
この花、色がきれいですけど、()匂いがしますから、買わないことにしましょう。
結婚()しまいが自由だが、子供に対する責任だけはきちんと果たすべきだ。
腐らない食品の便利さと、殺菌料の危険性のどちらを選ぷかといえば、わたしたちは少なくとも食べるものだけは100パーセント安全であってほしいと願っている。医者や生物学の専門家たちが、AF2(殺菌料)の強い毒性を指摘したとき、その安全が100パーセント立証できるまでは使用停止にするのが、厚生省の本来あるベき行政指導というものではなかっただろうか。疑わしきは罰せずというのは人間に対する法律であって、食品に関しては疑わしきは直ちにストップをかけるべきではないだろうか。問:筆者の主張を―つ選びなさい。
仕事に対する考えが甘いのです。
次の社長はあの人に違いない()。
「わが国にとってこんな悪い時はない」と、みんなは嘆(なげ)きました。ダルガス(人名)もそれを否定することはできませんでした。しかし、「祖国の復興には、こんなよい時はない」と、彼が固く信じていました。もちろん、それをはっきり口に出して言うことはできませんでした。そんなことを言ったら、戦争に負けたことを喜んでいると、ののしられた(被骂)でしょう。彼は、ただ実行によって自分の信念を示すほかはないと思いました。それで彼は「まったくわが国にとって(ア)時だ。だが、われわれは外に失ったものを内に取り返す(弥补)ことはできる。われわれの生きている間に、(イ)。」と言っていました。ダルガスは、祖国の復興はまず木からだと思いました。緑の木の茂っている(しげる)国は、必ず栄え、木の乏しい、秃山や荒野の国は、必ず衰えます。いや、木の茂っていることが国の栄えている印であり、木の乏しいことが国の衰えている印です。過去、現在を通じて、世界の国々の実例がはっきりそのことを示している。文中の「そのこと」の指すのは()どれか
49、以下は、辞書の編集にかかわったことのある人が書いた文章である。 最新の意味が、辞書に載ってない、とはよく言われることである。保守的(注1)すぎる、と。辞書は、 その点、小回りがきかない(注2)。けれども、最新の意味を辞書に載せたとたん、その意味が消えてしまったらどうだろう。その辞書は、もう使われもしない古い意味を載せていることになる。だから、辞書の編者は、新しい意味が、日本語の中に、きちんと定着するかどうかを見極め(注3)ている。保守的というより、慎重だと言ってほしい。 (小野正弘『オノマトべがあるから日本語は楽しいー擬音語.擬態語の豊かな世界』による) (注1)保守的:新しいものを受け入れず、古いものを守ろうとすること。(注2)小回りがきく:状況にすぐに対応できる。 (注3)見極める:ここでは、十分に観察し、確かめる。 問.最新の意味が、辞書に載っていないとあるが、なぜか。