寿司は()を保つためお客さんが注文し、それに応えて寿司職人が握って出す、というのが基本ルールです。
「気のおけない人」というのは「気楽に付き合える人」という意味だが、今の若い人は「信用できない人」という意味で使っているらしい。それに()、日本語の変化の早さにはおどろくべきものがある。
勉強は、がんばればがんばるほど成果が速く出ることが多い。しかし生き物を育てる仕事は、がんばったからといって成果が早く()。何もしないでじっと待っているのが一番、ということもある。
その行動力といい、指導力といい、彼こそトップにふさわしい人だ。次期会長は()、というのが大方の見方である。
この本を()からといって、内容を全部覚えているわけではない。
物語の内容()、この本はお子さんには尐し難しいと思いますよ。こちらの漢字の尐ない本はいかがですか。
この本は返してくれなくてもいいですよ。人にあげる()何なり、好きにしてください。
イタリアで音楽の勉強をするという計画は父の突然の死により()夢となってしまった。
何かを勉強したいというより、ただ一流大学に入らんが()勉強している人が多い。
春をめでようというのが、日本の()である。
この本は私はもうよんでしまいましたから、( )ごゆっくり読んでください。
この本は私はもうよんでしまいましたから、( )ごゆっくり読んでください。
私が左ききの人をはじめて意識したのは大人になってからでした。後輩の医者に一人左ききの人がいて、一緒に夕食を食べにでかけると必ず私の左側に座ろうとするのです。「先生の右側に座ると、お箸を持った私の左手と先生の右手がぶつかって、申し訳ないから……」というのが、その理由でした。問:「その理由」とあるが、何の理由か。
この本は( )難しくないですから、一度読んでみてください。
大食い番組は大食い自慢のタレントが、一定の時間内にどのぐらい多くの料理が食べられるかを競争したり、ある店のメニューに載っている料理を全部食べる という目標 を達成したりするというものだ。 問:「という目標」の内容はどこからどこまでですか。
先日、先生とクラスの日本人の友人と一緒に昼ご飯を食べに行きました。私は先生と食事をするのは初めてでした。みんなはメニューを見て、好きな食べ物を注文しました。私も値段を心配しながら、カレーライスを注文しました。先生が全部払うのはたいへんだと思ったからです。みんなで楽しく食事をした後で、一人の学生がお金を集め始めました。それぞれの料理の代金を出しているようです。私はちょっとびっくりしました。そのとき、日本には、「わりかん」という習慣があることをはじめて知りました。問:この人はどうしてびっくりしたのですか
仕事人間という言葉は、人生を会社にささげてしまい、定年後に何もできないようでは困るという意味で使われることが多い。確かに人間として、会社での仕事だけしかできないというのはある意味でさみしいことかもしれない。けれど、一生目標がみつからず、「合わない」「向かない」と繰り返すより、ずっと素直で幸せと言えるのではないか。 問:この文章で筆者が最も言いたいことは(A)です。 (A)仕事しかできない人生というのは困るし、さみしいが、しかたないことである。 (B)すべてのものの中で会社の仕事を一番に考えて生きるのも幸福な人生と言える。
この本はとても面白いと聞いたので、私も読んで()と思います。
問:「ごみといって片づけてしまわないで」とあるが、ここで「片づけてしまう」とはどういうことか。 毎日使っているコップを割ってしまったとします。するともう水を入れたり、ジュースを入れたりできませんから、捨ててしまいます。このようにちょっと前まで、身近に使っていたものがごみとなります。ごみは、要らなくなったものだし、イメージも悪いので、私たちはすぐに忘れてしまいます。しかし、一口でごみといって片づけてしまわないで、ちょっと考えてほしいのです。 実は、あなたの周りに見えるものはすべてごみなのです。例えば、この本はいずれ紙のごみになります。机、いす、蛍光灯もいずれごみになります。(中略)つまり、ごみは私たちが買ったり、使ったりする品物そのものです。
「おはよう」とか、「こんにちは」とかいうあいさつの言葉は考えてみれば、意味のない言葉のようにも思われます。昼間近くになっても、午前中なら「おはよう」というのは理解しにくいです。また「こんにちは」と言っても、「今日はどうした」というわけでもないのですから、まったく意味がない言葉だという意見もあるようです。だが、あいさつというものは、そういうふうに考えるべきではないでしょう。 [問題]「そういうふうに」とあるが、何を指すか。
人間の体を機械と(ア)同じように考えることがよくあります。人体も、機械のように心臓や胃や目などの部品が集まってできていると考え、胃がおかしいときには胃という部品が故障したと考えます。したがって、胃を修理すれば、病気が治ったと考えることになります。また、その部品にしても、心臓はポンプで、目はカメラで、脳はコンピューターのようなもの、と考えたりします。そういう、脳はコンピューターと同じに考えるひとは、(イ)コンピューターと同じように働く脳を優れたものと思うようになります。速く正確に計算できたり、なんでもそのままに記憶できたりすることが頭のいいことだ、と考えている人も(ウ)でしょう。(エ)人間は機械と同じなのでしょうか。人間はただの複雑な機械であるだけなのでしょうか。もちろん、人間には機械に似たところもあります。だから、人間のことを機械を研究するように研究するのも無意味ではあるませんが、しかし、(オ)それでわかる事は人間の一面にすぎません。(カ)、アメリカでは1976年の建国200年を記念するつもりで、その何年も前に、火星へのロケット着陸とがん制圧と言う大きな研究目標を立てました。このときまでに科学者が力を合わせて大規模な研究を続けた結果、すでに月旅行に成功していました。(キ)、その月旅行の科学を発展させて、火星ロケットにも成功しました。ところが、一方のがん制圧のほうは期待したような成果をあげることはできませんでした。つまり、機械を作る科学のほうは急速に進歩していきますが、人間の病気を治す科学のほうはそう簡単にはいかないということです。人間は機械と同じではないからです。(ク)人間は「いつも生きるために行動する」という点が機械と違うのです。機械は生きていませんから、生きるために行動するのではありません。文中の(ク)に入れるのに最も適当なものはどれか()
人が「白い、皿、置く」と言いながら、白い皿を置いて見せると、「白い」「皿」「置く」ということばの意味を理解して、手足を動かして同じ動作をすることができる人工知能が入ったロボットが開発されたそうだ。 今までも人工知能は使われていたが、人のことばや動きから、意味を理解して動くロボットというのは世界で初めてだそうだ。初めに単語や文法を教えておく必要はないし、外国語の学習も可能ということだからまったく驚きだ。 問. このロボットが今までのものと違うのはどんな点か。
世の中には「信じようが信じまいが…」という話はいくらでもある。そうして何かとんでもない話をしていても面白くない人である――という単純な公式が成り立つような気がする。それからまた国によって、____民族によって、そういうふうに思う人が多い国と少ない国、というのがかなり明確にあるような気がする。
8、できる人と思わせるためには下準備が必要である。しかし、実は最大の下準備は、何といっても「自分を知る」ことである。というのは、できないものをできるように見せるのはかなり難しいが、自分の長所を前面に出せば、できるように見せるのはそう難しくないということである。だから、欠点を隠そうとするより、長所を目立つようにしたほうが、できる人に見えるのだ。 問:この文章で筆者が最も言いたいことは何か。答えは(A)です。 (A)自分をよく分析し、欠点が目立たないようにすれば、他人からできる人と思われる。 (B)できる人と思われるには、自分の長所を周りの人によくわかるようにするのがよい。